現在、先生方の長時間勤務は深刻な状況にあり、2018年の OECD国際教員指導環境調査(TALIS) では、日本の先生方の勤務時間が参加国・地域の中で最長でした。子どもたちのため、そして様々な社会の要請に応えるため、早朝から夜遅くまで働いておられる先生が大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
子どもたちと向き合う時間を増やし、効果的な教育活動を行うためには、“子どもたちにとって真に必要なものは何か” を考え、優先順位をつけ、大胆に業務を減らす等の業務改善、すなわち「学校における働き方改革」が急務です。
BPRとは、Business Process Re-engineering の略で、民間企業の働き方改革で用いられている手法です。このページでは、学校にBPRの手法を適用することで、教育現場における業務実態を把握し、効率化余地や今後の改善に向けたプランを構築し、「学校における働き方改革」を実現するための方法(学校BPR)をご紹介します。