2019年の実証において作成したSTEAM教材を参照・ご活用いただけます。
本実証ではタグラグビーを題材としたSTEAM教材として、全6コマの授業の指導の手引き、学習者用ワークブック、授業用動画を作成しました。
以下より全てダウンロード・視聴可能です。
PDFダウンロード(2MB) | 指導の手引き:本授業の導入にあたって
昨年度の実証事業の評価をもとに、教員向け指導教本と児童向け副読本を作成の上、教員向け研修を事前に実施。今年度は、小学校授業への導入を前提に、モデル校の担任教員による授業展開の可能性を検証した。
昨年度の実証事業を通じて、小学校への導入に向けた課題として、❶指導教本・副読本等の作成と❷指導者向け研修会の事前実施が挙げられました。これらの課題を踏まえ、今年度は教員向け指導教本と児童向けワークブックを作成し、モデル校の先生を中心とする教員向けの指導者研修を実施後にモデル校での実証を行いました。モデル校での授業は、教員向け指導教本及び児童向けワークブックをもとに、原則担任の先生に行っていただきました。
浅羽北小学校6年生2クラスで実施。全9時間(体育6時間、算数1時間、総合学習2時間)の授業を実技と座学を織り交ぜながら展開し、児童は本プログラムを締め括る“浅羽北カップ”(2クラス合同)での勝利を目指して、タグラグビーの理解と技能向上に励みます。
STEAM Tag Rugby”のコンセプトである「タグラグビーを算数やプログラミング等の異分野の見地から眺めながら、競技力向上に向けて試行錯誤する」を教室で実践。算数やプログラミングを通じて、タグラグビーを俯瞰的に捉えることができ、タグラグビーという競技性(「ボールを後ろに繋ぎながら前進する」)の理解と戦略(「どこにポジショニングすれば良いのか」「どうやったらトライが取れるか」)思考が促進されます。
タグラグビーの競技性や戦略性が理解できれば、あとは実践あるのみ。「ボールを繋いでいくためには、どこに立っているのがよいか」、「ボールを持ったら、どうするのがよいか」、…。頭で理解したことを、体を使って実践。できたかどうかをタブレットで撮影した動画で確認。当然そんなに簡単ではないよね。でも、“思考のイメージ”と“実際の映像”を比べることにより、“なんとなく”プレーしているよりも、明らかに効率的であり、効果的な習得に繋がっているのでは…。
最後の締めくくりは、待ちに待った“浅羽北カップ”です。この日のために、チームで協力しながら2週間がんばってきました。勝っても、負けても、全力で取り組んできたことが大事です。そうすれば、全ての学びが、タグラグビーの記憶とともにインプットされているはず…。
教師用指導の手引き、児童用ワークブック、タブレットPC(1台/人)、Wifi
https://pando.life/steamslab/service-31
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https://pando.life/steamslab
実証事例名 | スポーツのワクワクから学びを拡げる新しい体育(STEAM Tag Rugbyプログラム) |
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受託事業者名 | 株式会社STEAM Sports Laboratory |
実証年度 | |
事業カテゴリー種別 | |
実証地域 | 静岡県袋井市 |
実証校 | 浅羽北小学校 |
対象 | |
対象者 | 小学校 |
対象学年 | 6年生 |
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