ホーム   >   「未来の教室」 実証事業   >   学校内オルタナティブ教育に関する実証
  • line
ICTメイン教材デキタスのイメージ1
鴨居中モデルの構築のイメージ2

実証事業 報告書

  成果報告 (2020年度)  

2020年度 の 成果報告(PDF)を参照いただけます。

「未来の教室」実証事業成果報告2020:株式会社城南進学研究社PDF:「未来の教室」実証事業成果報告2020:株式会社城南進学研究社

本事業について

目的

不登校・不登校傾向にある生徒に、ICTを活用した「教室」以外の場(「和ルーム」や自宅)における、個別学習計画の作成や学びの場を提供する。そして、学校との連携のもと、出席や学習評価へ反映させる。

概要

ICT教材デキタス

ICT教材デキタス

和ルーム(学校内特別支援教室)にて、支援員を配置し、ICT教材の学びの支援を行う。また、デキタス利用者には希望があれば「個別学習計画」の作成と支援。計画に沿った個別最適な学びを提供する。

PBL(話し合い学習)

PBL(話し合い学習)

PBL(話し合い学習)の実施。生徒同士で身近なテーマについて話し合いを定期的に行う。和ルームに登校していない生徒も、zoomを利用し家庭からの参加も可能とする。

アウトリーチ


(※クリックで拡大表示します)

和ルームに登校できない生徒を対象に、家庭訪問を実施。生徒・保護者にStudyplusを使用し、チャット機能を利用したコミュニケーションを図る。

多様な学び

多様な学び

和ルームでは、ICT教材デキタスに加え、生徒の希望を受け、生徒用タブレットにプログラミングゼミや音楽制作インストールした。ICT支援員の協力でプログラミングゼミや音楽制作に取り組む姿が見られた。 
さらに、生徒の希望で教科担任に和ルームで授業を実施した。教科担任の空き時間を利用して、保健体育・家庭・英語・数学・道徳の授業を実施した。

多様な進路セミナー

多様な進路セミナー

和ルームに通う生徒(中1・2生)の保護者を中心に、広域制通信制高等学校やサポート校などの情報提供を行う。それらの学校の特徴を1冊にまとめ、各学校の特徴や入学相談窓口を記載。

成果

ICTを活用した「教室」以外での場作り

ICTを活用した「教室」以外での場作り

・学習の柱として、教科書対応したEdtech教材が有効であった。
・義務教育9年分の教材があることで、学習の遅れがある生徒に学び直しが可能になった。
・個別最適な学びを可能にするためには、個々の得られた情報をタイムリーに関係者間で共有できるICTツールが大変有効であった。

個別学習計画の作成

個別学習計画の作成

・個々の学習意欲に寄り添った結果、学習習慣が定着した。
・ICTにより学習ログが可視化されているため、客観的な振り返りが可能になった。

出席認定

出席認定

・アウトリーチ対象生徒は、訪問支援員が訪問し、学習している時間を確認し、出席認定とした。

学習評価への反映

学習評価への反映

・和ルームの生徒は、学習内容を評価に反映させている。
・アウトリーチの対象生徒は、可能な限り評価材料を収集している。

実証環境

ネット環境:
iPad10台・Wi-Fi4台

ソフトウェア:
株式会社城南進学研究社「デキタス」・モノグサ株式会社「Monoxer」・ジャパン・トゥエンティワン株式会社「Code Monkey」・株式会社Playground「Playgrounds」・合同会社デジタルポケット「viscuit」・Apple社「Garage Band)」


お問い合わせ先

future_academy@hakuhodo.co.jp

サービス情報サイト

ダウンロードコンテンツ
サービス事業者サイト
実証事例名学校内オルタナティブ教育に関する実証
受託事業者名株式会社 城南進学研究社
実証パートナー名株式会社JMC、株式会社Studyplus
実証年度
事業カテゴリー種別
対象
対象学年中学1年生~中学3年生

●このサービスをご覧の方はこんなサービスもご覧になられています。

  • STEAMライブラリー活用事例創出事業

    探究学習のカリキュラム上の位置づけを明確にし、活用前後の「入口」と「出口」の施策を定義することで、授業における活用事例を創出する

    詳しくはこちらSTEAMライブラリー活用事例創出事業

  • ミネルバ大学教授法を題材とした「未来の学...

    学校教職員や高校生が「学び方を学ぶトレーニング」等を通じメタ認知を高めることで、自律的に新たな学びを実践するマインドセット・スキルや仕...

    詳しくはこちらミネルバ大学教授法を題材とした「未来の学校」像の探究 〜アクティブラーニング・反転学習・オンライン双方向授業等を活用した、新たな学び・教職員・学校のあり方の模索〜

  • 旅のミライへ!地域と紡ぐ「観光」教育プロ...

    小学校から高校まで、観光産業の知識や構造に関する知識を習得し、仮想旅行や観光政策の検討など、観光への取組みが経済効果をもたらすのか、「...

    詳しくはこちら旅のミライへ!地域と紡ぐ「観光」教育プログラム

  • 放課後総合サービス業 モデルケース創出プ...

    プロスポーツクラブや民間企業など様々な主体が協力し、“学校施設”や"外部施設"を使って、スポーツクラブ=総合型放課後サービス業の創出を目指...

    詳しくはこちら放課後総合サービス業 モデルケース創出プロジェクト

  • 幼小中統合型 個別最適・自立学習環境 i.Dar...

    年齢縦断型の環境で共有体験を通し自尊感情を育み、発達段階の違いに合わせた学びの機会を自己決定により選択し、自己到達度を更新しながら自ら...

    詳しくはこちら幼小中統合型 個別最適・自立学習環境 i.Dare(イデア)

  • 三豊市放課後改革プロジェクト

    詳しくはこちら三豊市放課後改革プロジェクト

  • 地域×スポーツクラブによる放課後サービス創...

    民間スポーツクラブは運動部活動地域移行の受け皿となりうるか。計4回の協議会(「民間スポーツクラブ」「学校教員」「生徒・保護者」「教育委員...

    詳しくはこちら地域×スポーツクラブによる放課後サービス創出の可能性についての実証

  • ルールメイカー育成プロジェクト 〜ルールを...

    学校における慣習・ルールなど変えられないものと思い疑ってこなかったものを題材に、生徒・先生・保護者が対話を重ね、その存在意義や捉え直し...

    詳しくはこちらルールメイカー育成プロジェクト 〜ルールを学び、対話的に課題解決する力を育む実証事業〜



  • line



このページの上部に戻る
未来の教室の今(SPフッタのボタン)
未来の教室ってなに?
未来の教室通信:新規会員登録はこちら