ホーム   >   「未来の教室」 実証事業   >   オンラインエデュケーションハブ i.Dare(イデア)
  • line
のイメージ1


実証事業 報告書

  成果報告 (2020年度)  

2020年度 の 成果報告(PDF)を参照いただけます。

「未来の教室」実証事業成果報告2020:特定非営利活動法人SOMAPDF:「未来の教室」実証事業成果報告2020:特定非営利活動法人SOMA

本事業について

目的

「あなたは、なにがしたい?」
i.Dareでは、オンラインミーティングとオフライン合宿を通じ、自己選択の積み重ねを大事にしています。正解のない世界で日々問いと向き合う全国の児童や保護者に伴走します。

概要

あなたは、なにがしたい?


(※クリックで拡大表示します)

事前調査による児童・生徒の発達段階や家庭・地域の学習環境をふまえ、個々の自尊感情の醸成を重視し、自己理解に基づき、自己実現を成し遂げる環境を自らととのえていける個の発達・発育を目指します。

全国の仲間とハイブリッドプログラム


(※クリックで拡大表示します)

i.Dareはオンライン(”ミートアップ”)とオフライン(”キャラバン”)のハイブリッドで構成されています。
「3週間のミートアップ+1週間のキャラバン」を1セットとし、本実証ではこれを3セット行いました。お住まいの場所に関係なく参加することが出来るため、全国から参加者が集まりました。

“ミートアップ”


(※クリックで拡大表示します)

①チェックイン ②ボディワーク ③プログラム

週3日、午前中2時間半程度のミートアップを実施。日々のチェックイン(感情の共有)やボディーワークに加え、キャラバンに向けた準備や、シェフ、スピーチトレーナー、エシカルハッカーなど様々なゲストを迎えたスペシャルプログラムを開催しました。

また別枠でオンライン保健室を開設。少人数でゆったりと話したり、ゲームをしたりといった過ごし方をする児童・生徒の様子が見られました。

“キャラバン”


(※クリックで拡大表示します)

月に1度、合宿所に集まり、約1週間の共同生活を行います。
自宅からキャラバン開催地までの各々の旅程の調査・決定、チケット購入などは、キャラバンに先駆けたミートアップを通じ、一人ひとりが行います。
合宿中は役割分担や毎食の食事の準備、片付けからスケジュールの組み立てまで、児童・生徒自身が主体となって話し合い取り組みました。

こども も、おとな も


(※クリックで拡大表示します)

i.Dareでは子ども達を取り巻く大人、特に保護者を大切な環境ととらえています。
さまざまな分野で活躍するプロフェッショナルを招いた、こどもとおとなが一緒に参加出来るオンラインイベント(座談会)や、
週に一度の活動内容フィードバックと意見交換の場(保護者会)、保護者に向けたオンラインプログラムなど、親子で学びを分かち合える取り組みを実施しました。
また保護者専用のGoogle classroomを使用し、スタッフとのコミュニケーションや保護者同士の情報交換の場を提供しました。

成果

親子間コミュニケーションと心的健康


(※クリックで拡大表示します)

専門家の調査により、プログラムを期間を通じ、親子間コミュニケーション及び参加者の心的健康に相乗的かつポジティブな変化が認められました。

アンケートより

アンケートより

ミートアップの時に、顔を見せたくないときに、ビデオをオフしたり、マイクをミュートしたりが、ひとりひとりの判断に任されていて良かったです。

アンケートより

zoomを通じて他の県の子供達との関係を気づけて、子供達が独自に行動や計画を立てれるようになり子供ってこういう風に大人になっていくんだなと思いました。こういう事によって一人一人が独立と言うか成長してとても良いと思いました。

アンケートより

親子の会話が増え、夫婦の会話も増えました。以前は子どもへの対応について衝突することが多かったのですが、娘について話すことができるようになったのはすごい変化です。

アンケートより

子供の発達を待つ、という事の大事さがわかりました。どうしても先に先に進めてしまいがちで、子供もそれなりについてきてたので、大事な事を見失うところでした。昭和な教育を受けている私は、今の教育などに違和感を持ちつつ、引っ張られたり戻ったりの繰り返しです。他の子を見ると、個性的な子がとてもたくましく感じる中、我が子にはそれを認められず、苦しく思う日々も多々ありましたが、それも少しずつ薄らいでいき親子がそれぞれを認め合いながら先に進んで行く。という感じでやっとやれそうな気がします。
料理に関しては、自信がついたようです。

実証環境

Google Chromebook 全参加者に貸与 / 高速インターネット接続(一般回線)/ WiFi接続 / ヘッドセット

i.Dare2021 参加者募集中

次のi.Dareは海がテーマの1年間に
NPO法人SOMAは2021年春に開始するi.Dareプログラムの参加者を募集します。
次のテーマは「海」。ご興味をお持ちの方はWEBサイトより説明会にお申し込みください。
https://www.nposoma.org/pages/4464886/page_202012161116

お問い合わせ先

future_academy@hakuhodo.co.jp

サービス情報サイト

ダウンロードコンテンツ
サービス事業者サイト
実証事例名オンラインエデュケーションハブ i.Dare(イデア)
受託事業者名特定非営利活動法人SOMA
実証年度
事業カテゴリー種別
実証地域全国(オンラインベース)
対象
対象学年原則小学校4年生から中学校3年生

●このサービスをご覧の方はこんなサービスもご覧になられています。

  • 「デキタス」を利用した将来的に公認可能な...

    あらゆる事情により学力のサポートが必要とされる生徒に対して、「個別学習計画」を作成。その計画に沿ってICT教材「デキタス」を活用し、生徒の...

    詳しくはこちら「デキタス」を利用した将来的に公認可能な「学校外教育サービス(オルタナティブ教育)」の実証

  • 地域を超えた学びのサード・プレイス

    詳しくはこちら地域を超えた学びのサード・プレイス

  • 地域×スポーツクラブによる放課後サービス創...

    民間スポーツクラブは運動部活動地域移行の受け皿となりうるか。計4回の協議会(「民間スポーツクラブ」「学校教員」「生徒・保護者」「教育委員...

    詳しくはこちら地域×スポーツクラブによる放課後サービス創出の可能性についての実証

  • 教科学習にSTEAMライブラリを活用した探究的...

    公立校の教科学習にSTEAM教育の視点を取り入れた探究的・教科横断的な学びの実践を目的として、「STEAM化で拡張された学びを教科に揺り戻した深...

    詳しくはこちら教科学習にSTEAMライブラリを活用した探究的・教科横断的学びの実践と評価

  • STEAM / PBL 教員研修プログラム with High ...

    求められる人材像が大きく変わる中、今世界で注目されている教育手法が、教科横断型で課題を解決する力を育む、STEAM に重点を置いたプロジェク...

    詳しくはこちらSTEAM / PBL 教員研修プログラム with High Tech High

  • エシカルハッカー発掘・育成プロジェクト 2021

    高校生向けのエシカルハッカー講座を開発し、実証校への提供を通じて、高校生の将来のキャリア選択肢の幅を広げる可能性を探る。

    詳しくはこちらエシカルハッカー発掘・育成プロジェクト 2021

  • 教科学習(授業)の効率化と協働学習による応...

    多様な子どもの集う公立小学校において実施可能な、「未来の教室」における実践事例の創出

    詳しくはこちら教科学習(授業)の効率化と協働学習による応用のサイクル(静岡県袋井市)

  • 学習指導の視覚化と保護者共有 (AIによる指...

    詳しくはこちら学習指導の視覚化と保護者共有 (AIによる指導記録の自動生成)実証事業



  • line



このページの上部に戻る
未来の教室の今(SPフッタのボタン)
未来の教室ってなに?
未来の教室通信:新規会員登録はこちら