STEAM ライブラリー

EdTechライブラリー

学校BPR|学校における働き方改革

「未来の教室」通信

STEAM ライブラリー

EdTechライブラリー

学校BPR|教員の働き方改革

「未来の教室」通信

ホーム   >   「未来の教室」 実証事業   >   360度/VR映像を活用した国内外の社会課題の疑似体験教材の活用事例の創出と展開
  • line

実証事業 報告書

  成果報告 (2022年度)  

成果報告(PDF)を参照いただけます。

テーマB最終報告書 NPO法人クロスフィールズPDF:テーマB最終報告書 NPO法人クロスフィールズ

本事業について

目的

STEAMライブラリーコンテンツの複数の活用事例を公開することで、学校に合わせたコンテンツの使用方法のイメージを膨らませ、学びのSTEAM化を目指す。

概要

佐賀県立致遠館中学校での実証事例

認定NPO法人テラ・ルネッサンスの支援を受け、年間を通して探究サイクルを繰り返す探究学習の中で複数のコンテンツを活用しました。
3つのコンテンツ「子ども兵の問題を解決するために自分たちにできることを考える」「子育て家庭を取り巻く社会課題について考える」「360 度映像で世界を探究する」を掲載されている指導案の通りに使用しました。複数のコンテンツを用いて探究サイクルを複数回まわし、生徒自身の探究テーマの構築に役立てています。

大阪府立水都国際中学校・高等学校での実証事例

中学1年生から高校3年生までの学年混合で、年間を通した探究学習プロジェクトを進めている学校です。
コンテンツ「未電化地域の暮らしからエネルギーについて考える」に掲載された360度映像のみを活用し、生徒が社会課題を捉えるための補助教材として独自の授業を構築しました。

宮崎県立飯野高等学校での実証事例

地域の課題の解決策を考える探究学習プログラムを進めている学校です。コンテンツ『カンボジアの農村から「貧困」について考える』の1コマ分のみを使用して授業を行いました。
生徒の視点を地域外・海外に広めた上で地域の課題を考えられるよう、地域課題の探究カリキュラムにコンテンツを組み込んでいます。

神戸市立布引中学校での実証事例

株式会社omochiの支援を受け、全12コマの教科横断型探究学習を進めている学校です。
コンテンツ「プラスチックごみと海洋汚染について考える」を授業の文脈に合わせて修正して授業を行いました。コンテンツを最初の 2 コマで導入として使用することで、生徒のごみ問題への関心を高め、探究学習につなげています。

成果

佐賀県立致遠館中学校でのコンテンツ活用の効果

「友達と同じグループになるために探究テーマを選ぶ」のではなく「自分がこれを探究したいからこのテーマにする」という生徒の姿勢の変化がありました。

大阪府立水都国際中学校・高等学校でのコンテンツ活用の効果

360度映像を通して「エネルギー問題」を「現実に発生しているリアルな問題」として捉えられたことで、生徒の授業取組み姿勢に変化がありました。

宮崎県立飯野高等学校でのコンテンツ活用の効果

海外との接点を感じにくい地域で、没入感のある映像やリアルな海外の情報に触れられたことで、生徒の議論が活性化しました。

神戸市立布引中学校でのコンテンツ活用の効果

生徒からは「ごみ問題が自分とこんなに関わりがあることに驚いた」等の声が上がり、探究のテーマ設定につながりました。

実証環境

・タブレット端末やスマートフォンでYouTubeアプリを使用した360度映像の視聴を推奨(YouTubeアプリを使用することで、より臨場感のある体験ができるため)
※PCでの視聴も可能
※学校で使用している生徒端末でYouTube視聴ができない場合は、教員端末をスクリーンに投影する等で対応可能


お問い合わせ先

future_academy@hakuhodo.co.jp

サービス情報サイト
サービス事業者サイト
実証事例名360度/VR映像を活用した国内外の社会課題の疑似体験教材の活用事例の創出と展開
受託事業者名NPO法人クロスフィールズ
実証パートナー名認定NPO法人テラ・ルネッサンス、株式会社omochi、佐賀県立致遠館中学校、大阪府立水都国際中学校・高等学校、宮崎県立飯野高等学校、神戸市立布引中学校
実証年度
事業カテゴリー種別
実証校佐賀県立致遠館中学校、大阪府立水都国際中学校・高等学校、宮崎県立飯野高等学校、神戸市立布引中学校
対象
対象学年中学1年生〜高校3年生

●このサービスをご覧の方はこんなサービスもご覧になられています。

  • スポーツのワクワクから学び(数学・理科・...

    “遊び”かつ“ゲーム”であるスポーツのワクワク感を活用し、子ども達の「主体的・対話的で深い学び」に繋げるプログラム(教材、手法)の開発

    詳しくはこちらスポーツのワクワクから学び(数学・理科・プログラミング)への連結プログラム

  • STEAM Sports Programを活用したオンライン...

    少子化及び教員の働き方改革に伴い、学校部活動改革が不可避な状況下、現代社会に適した“新たな部活動のあり方”が求められており、その一つの形...

    詳しくはこちらSTEAM Sports Programを活用したオンライン部活動の実証事業

  • 顧客の「横断的体験」を生み出せる「システ...

    産業構造の大きな変化の中で求められる横断的な体験を作り出すための”システムとしてデザインする”という新しいスキルについて定義し、これを習...

    詳しくはこちら顧客の「横断的体験」を生み出せる「システムデザイン人材」を育成する講座の開発

  • 総合型地域スポーツクラブから「未来のブカ...

    公立中学校の/休日の/部活動地域移行の/その次に想定される「新しい放課後ビジョン」の創出が、時間に追われる中学生の生活改革をもたらす可能性...

    詳しくはこちら総合型地域スポーツクラブから「未来のブカツ」へ~部活動地域移行がもたらす「新しい放課後ビジョン(休日を含む)の検討~

  • EdTech時代におけるアナログな「レジデンシ...

    EdTech時代に必要な、居住型教育機関としての寮 「レジデンシャル・カレッジ」を日本で実現し、根付かせるための基礎づくりを行います。

    詳しくはこちらEdTech時代におけるアナログな「レジデンシャル教育」の実施と開発

  • 「デキタス」を利用した将来的に公認可能な...

    あらゆる事情により学力のサポートが必要とされる生徒に対して、「個別学習計画」を作成。その計画に沿ってICT教材「デキタス」を活用し、生徒の...

    詳しくはこちら「デキタス」を利用した将来的に公認可能な「学校外教育サービス(オルタナティブ教育)」の実証

  • 探求学習と教科学習のサイクルを回す「知の...

    ・5ケ年計画で「知のナビゲーター」による探究学習を全国(+海外)で可能にする ・探究的な学びと教科学力の両立が可能であることを示す

    詳しくはこちら探求学習と教科学習のサイクルを回す「知のナビゲーター」

  • あらゆる家庭環境の子どもに開かれた​ピア・...

    生育環境や発達特性からプログラミング・IT学習の継続が困難な子どもたちの初期離脱率を改善し、「自律的で協働的な学習者」に成長するための基...

    詳しくはこちらあらゆる家庭環境の子どもに開かれた​ピア・ラーニング型「放課後プログラミング​クラブ」のチュートリアルパッケージ開発実証​



  • line



このページの上部に戻る
未来の教室ってなに?(SPフッタのボタン)
未来の教室ってなに?
未来の教室通信:新規会員登録はこちら