「探究」活動によって、学んだ知識・技能を活用する力を児童・生徒達に身につけてもらう。
教員はリスキリングによってコーチング・ファシリテーションに集中し、外部機関との連携による働き方改革を実現する。
「働く」とはなんだろう?
「働く」という、これまであまり考えてこなかったことに向き合うことからはじめました。
「そんなの考えたことない」
「どうする?」
などという声がちらほらと聞かれたため、働く場所が地域であるかどうか別として、まずは考えてみるという目的は達せられました。
自分たちの住む街について考える
自分たちの街の「良いところ」と「変えたいところ」を言語化しました。
漠然とした想いではなく言語化することで、街に対しての捉え方が明確化されました。
街の未来について考える
「どんな街にしたいか」を考えていくにあたって、その手順をSTEAMライブラリーのコンテンツで学びます。
いろんな人に訊きにいく
自分たちの考えた未来を外部の大人達にぶつけてみました。市長、教育委員会、消防署、公共交通機関運営企業、商店街などは将来をどの様に考えているのかを知る体験をしました。
「なんか全然関係ないこと言われました」
など、今の大人達の考えに対する不満も多く聴かれました。
発表をする
自分たちが考えた街の将来と、現在のギャップ。そしてインタビューした先で得た知見を基に発表を行いました。
上手くまとめられた班もあればそうでない班もありましたが、他の班の発表を観ることで、刺激を受けたようでした。
探究授業の「ひな形」を外部の協力で実現
支援者が外部から入り、複数のSTEAMライブラリーを組み合わせ、その学校の目的に応じた授業を組み立てた。
その際に間を埋めるコンテンツをつくり、コンテンツのローカライズまで行う事で、教員は「ひな形」を得ることができ、探究授業の進め方に注力できた。
ワークシートで思考の流れを整理
生徒はワークシートに書き込んでいくことで、自分が考えるべきことの順序を知ることができると同時に、これがログとなって発表用のまとめを行う「ひな形」とすることができた。
端末:Chromebook 1人1台(1クラス40台+教員用端末)
ネットワーク:校内無線LAN
その他:ビデオプロジェクタ
https://www.steam-library.go.jp/
https://www.inspirehigh.com/
ー
http://www.knospear.jp
実証事例名 | STEAMライブラリーを活用した地域連携型「探究」授業支援プログラムの開発 |
---|---|
受託事業者名 | 株式会社ナスピア |
実証年度 | |
事業カテゴリー種別 | |
実証地域 | 三重県熊野市 |
実証校 | 三重県立木本高等学校 |
対象 | |
対象学年 | 高校1年生 |
AIと人の指導を掛け合わせた 「修得のスピードアップ」と「理解の深化」の両立を実現を目指します。
教育データを、学習者にかかわるあらゆる支援者・指導者が共有可能な状態にしておくことによって、特定の指導者に負荷が集中するという課題を解...
産業構造の大きな変化の中で求められる横断的な体験を作り出すための”システムとしてデザインする”という新しいスキルについて定義し、これを習...
オンラインで探究学習を行えるようにすることに取り組みました。それによって、コロナ禍においても探究学習を実践し、児童生徒の興味関心を喚起...
探究型学習に関する学習履歴および評価は重要であるにも関わらず、評価基準が分からない、手間が掛かるなどの理由から生徒の成長につなげるため...
本プロジェクトではつくば市立みどりの学園義務教育学校の生徒のより良い文化・スポーツ環境の構築とみどりの学園義務教育学校の教員の部活動に...