「未来の教室」通信では、「未来の教室」実証事業等を紹介するニュースレター、
実施したイベントの概要や学びの改革の先進事例紹介をご覧いただけます。
全国の先生と生徒たちがEdTechを使って創る「新しい学び方」のモデルをお届けます。
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現在、全国的に新型コロナウイルスの感染拡大への警戒が強まっています。教育現場でも夏休み後の学校再開に向けた検討が進み、一部の地域では、オンライン授業への切り替えや、対面授業とオンライン授業の併用等が決定されています。また、児童・生徒への感染も拡大しており、今後、陽性者が出た場合には学校単位での臨時休校が起こる可能性もゼロではありません。
以上の背景を踏まえ、「未来の教室」では、学校の先生方、教育委員会の皆様に役立つ情報を整理いたしました。新型コロナウイルスへの対応に留まらず、GIGAスクール構想の実現に向けても是非ご活用ください。
学校に来られない”不登校”や、学校に来ても教室に入ることを躊躇う生徒のための新たな居場所「きらりルーム」を校内に設置している福山市立城東中学校。2020年10月、「未来の教室」の取り組みをさらに発展させるため、「SPACE」と「学研」による「オンライン探究プログラム実証事業」のキックオフが行われました。様々な個性を持つ生徒一人ひとりの多様な学びを尊重する学校と、EdTechを用いたオンラインによる探究学習が掛け合わされ、「withコロナ時代の未来の教室に必要な学び」を提供する取り組みがスタートしました。
令和2年3月上旬から各学校で実施された、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴う一斉臨時休業では、修了式や卒業式などの行事の開催や学習活動の継続を諦めない、様々な工夫が試みられました。様々なリスクや家庭状況などを心配しオンライン等の取り組みに慎重になる自治体もある中、学校の主体的な取り組みを積極的にサポートしている自治体も存在します。柏市教育委員会の教育研究専門アドバイザーである西田光昭先生に、学校のサポートの在り方や今後についてお話を伺いました。
6月1日(月)からほとんどの学校が再開し、授業や児童・生徒同士の触れ合いを通じた学習活動が行われています。一方で、コロナ感染症の影響で、いつ学校が臨時休業になっても不思議ではない状況が続いています。そこで、「#学びを止めない未来の教室」では、臨時休業時に児童・生徒の学びを止めない工夫をされてきた教育委員会や学校の事例を今後もお届けし、児童・生徒の学習活動の支援を続けてまいります。
東松島市立鳴瀬未来中学校では、Googleサイトで休業中の学習支援と次年度の学習の意欲づけをしてきました。そこで、東松島市立鳴瀬未来中学校の木村浩之 先生にお話を伺いました。
2月27日(木)の突然の休校要請に始まり、この数ヶ月さまざまな判断を重ねながら、子ども達の学びを継続するために多くの教育関係者が力を尽くし続けています。
奈良市では独自の判断と奈良県との強い連携を背景に力強くオンライン学習環境の整備を進めてきました。4月には全小中学校でビデオ会議システムを試運用し、5月には、Googleの教育向けクラウド型サービス「G Suite for Education」(以下「G Suite」)の導入と、必要な家庭への機器の貸し出しを実現しています。現時点で5月31日までの休校が決まっており、中学校から順次「G Suite」の利用をスタートし、双方向授業などに活用する予定です。
もともとICT環境が整っていた地域と公立学校は圧倒的に少ないのが実情で、奈良市もその例外ではありません。導入の経緯と背景について、奈良県立教育研究所 教育情報化推進部主幹 小崎誠二氏と、奈良市教育委員会事務局 教育部学校教育課情報教育係 係長(奈良市教育情報セキュリティアドバイザー) 谷正友氏にお話を聞きました。